皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私は昨年末からコロナが急増した影響で公私共に振り回された年末年始でした。
さてあけましておめでとうございます、今年もどうぞよろしくお願い致します。
昨年は当院では
・ドリンクサーバーの設置
・自動精算機の設置
・マイナンバーカード読み取り機の設置
・西口通信の発刊
などを主に行いました。
医学的には
・新しいGLPー1受容体作動薬
・持続皮下血糖測定機の使用拡大
・血糖値が病院に連携するアプリの使用
などが目新しい点だったと思います。
糖尿病の領域は日進月歩で毎年のように新薬が出ます。
今年は大型の新薬も控えています。
血圧のお薬が出て脳出血が大幅に減ったように
糖尿病の薬が進歩することで失明や透析の合併症も減ってくることが予想されます。
それ自体は良いことですが、全てが全てお薬に頼るのではきりがありません。
糖尿病は
・遺伝
・体質
・家庭や業務を含めた生活環境
に加え
・ご本人の価値観
・趣味嗜好
が大きく関係する病気です。
年齢、合併症の進展具合も治療目標に大きく関係します。
高齢であればそこまで頑張らなくてもよいかもしれません。
しかしお若ければ今以上に頑張る必要があるかもしれません。
今年も当院ではスタッフ一同、今まで通り、前向きに全力で、
だけども頑張りすぎず(←ここも大事ですね)糖尿病診療に従事したいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。