海老名総合病院の新棟を見学に行ってきました。

海老名総合病院の新棟が完成しました。

ご存じの通り海老名総合病院は海老名市で重症の患者さんの診療をする中核となる病院です。

大きい病院は待ち時間が長く、その割に診察時間は短くつらい思いをすることが多いので嫌な印象を持つことが多いです。

(自身の東海大の外来も現在待ち時間が非常に長く大変申し訳ない状況です。)

しかし、海老名総合病院さんでは今回救命センター、ICU、手術室などの拡大を行い

受け入れ態勢の増強が行われています。

本当に困ったときに助けてくれる病院がスケールアップするのは本当に助かることです。

医師にもいろいろな方がおられますが現在の海老名総合病院の救命センターの先生は

大変尊敬できる先生方で構成されています。

同じく糖尿病センターの先生方も素敵で優秀な先生方ばかりです。

CTやMRIの検査も病院の外から予約が取りやすくなるようにバージョンアップが繰り返し行われており

中の方々の努力が伝わってきます。

地域の医療が良い方向に変化していくのは非常に好ましいことですね。


本日16時最終受付 明日13日は休診です。

糖尿病学会に出席するため本日16時最終受付 明日13日は休診です。

どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

糖尿病の分野はこのこの10年で大きく変わってきました。

低血糖を起こしずらいお薬に代表され、体重を落としやすいお薬、

食欲に働きかけるお薬など。

いまや10を超える種類のお薬が処方されています。

糖尿病治療の難しいところは人それぞれ最適解が異なることです。

もし現在の治療にご不満、ご不明な点がありましたら、

それぞれ、医師、看護師、薬剤師、栄養士などに遠慮なくお尋ねいただければと思います。

 

 

 


3月29-31日休診です。当院の予約システムについて。その他

来週水曜~金曜の3月29日~31日は休診です。ご注意ください。

年間スケジュールが出ていますのでホームページ、グーグルマップ、院内掲示、配布物をご確認ください。

 

当院のシステムについて改めてご説明いたします。

当院では予約制をとっております。30分枠でお取りしていますので予約時間から原則30分以内に診療が開始になるイメージです。

たとえば10時予約なら10時~10時30分に診察開始です。採血採尿がある方がほとんどですので

少し前に来ていただくことが多いですが30分以上前に起こしいただいても早くお呼びすることは

よほど空いていないとできないので待ち時間が伸びてしまいます。

また初診の方や、重症の方、他院に検査で紹介が必要な方の診療は長くかかることがあるので

予約時間より遅くなってしまうこともあります。原則院内には3-6名くらいの患者さんがお待ちいただいているイメージですが

それ以上の患者さんがお待ちの時は待ち時間が長めとご理解いただければと存じ上げます。

 

最近はスマホなどを用いて血圧や血糖、インスリンの打った時間や単位などをBluetooth連携で自動で病院のパソコンに連携できることが可能になっています。

当院では『シンクヘルス』アプリをおすすめしています。メッセージ機能もありスマホやアプリが苦手でない方にはお勧めです。

血圧計も買い替えなどの際にはBluetooth機能があるものを選ぶとよいかもしれないですね。

クリニックとの連携にはパスワードが必要なので院長か看護師にお尋ねください。

 

 

 

 

 

 


年間休診スケジュール

本日は海老名は雪ですね!ご年配の方を中心にキャンセルのお電話いただいておりますが皆さまご無理せず、予約をご変更下さいね。

ちなみにそういった影響もあり午後はかなり空いております。来週金曜は少し混んでしまうかもです。

題名の通りですが年間スケジュールを1月からクリニック内で配布しております。

ホームページトップのカレンダーでも見えますがこちらでも添付しておきます。

3月は16日と29.30.31日が火曜以外の休診になりますのでご注意下さい。

どうぞよキャプチャろしくお願い致します。


みかんとミカンジュースが血糖値に与える影響は違いますか?

題名の通りなのですが、みかんそのものとミカンジュースが血糖値に与える影響は違うのでしょうか?結論から言うと違います。

みかんとミカンジュース、りんごとリンゴジュース、トウモロコシとコーンスープ、世の中の炭水化物は姿を変えて調理されることが多くあります。『原材料が同じだから成分は同じなので与える影響は変わらないはず。』と思うかもしれません。しかし血糖値を自宅で計測したことのある多くの患者さんは液体成分の方が血糖値が上昇しやすいことに気付いているはずです。

この理由はいくつかあるのですが、一つは液体だと胃袋で保持されず速やかに腸に進み吸収される。そして腸で処理しきれない分は肝臓にたまり脂肪肝となりインスリンが効きにくくなる原因となる。とアメリカの研究者は解説しています。(英語が得意で元論文に興味があるかたはこちらへ Nutrients. 2020 Jan; 12(1): 94. PMID: 31905727)

産業革命以降、サトウキビやトウモロコシから生成されるコーンシロップ(いわゆる果糖液糖ブドウ糖)の使用は20年間で10倍に激増しており、世界の肥満の原因となっていると考えられています。本研究では基礎的な部分から果糖の血糖上昇のメカニズムを説明しています。(かなり難しい話で自分もすべては理解できません。。。)また果糖が高尿酸血症を起こし、糖尿病の始まりである可能性も指摘しています。

言わずもがな日本は資本主義であり効率の良い食品生産が進んでいます。冷凍食品など便利で栄養価の高いものも発売される一方、『安い、早い、うまい』ものは炭水化物、時に果糖液糖ブドウ糖などに頼ったものになりがちです。

食品を選ぶ際には成分表示をしっかり確認することで、なるべく自然の形を保ったものを選ぶことが血糖値をうまくコントロールする一つのポイントかもしれません。ジュースやお菓子のみならず、純粋なお肉だと思っていたものなどに果糖液糖ブドウ糖などが含まれていることにも気づくと思います。