本日は海老名は雪ですね!ご年配の方を中心にキャンセルのお電話いただいておりますが皆さまご無理せず、予約をご変更下さいね。
ちなみにそういった影響もあり午後はかなり空いております。来週金曜は少し混んでしまうかもです。
題名の通りですが年間スケジュールを1月からクリニック内で配布しております。
ホームページトップのカレンダーでも見えますがこちらでも添付しておきます。
3月は16日と29.30.31日が火曜以外の休診になりますのでご注意下さい。
どうぞよろしくお願い致します。
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本日は海老名は雪ですね!ご年配の方を中心にキャンセルのお電話いただいておりますが皆さまご無理せず、予約をご変更下さいね。
ちなみにそういった影響もあり午後はかなり空いております。来週金曜は少し混んでしまうかもです。
題名の通りですが年間スケジュールを1月からクリニック内で配布しております。
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3月は16日と29.30.31日が火曜以外の休診になりますのでご注意下さい。
どうぞよろしくお願い致します。
題名の通りなのですが、みかんそのものとミカンジュースが血糖値に与える影響は違うのでしょうか?結論から言うと違います。
みかんとミカンジュース、りんごとリンゴジュース、トウモロコシとコーンスープ、世の中の炭水化物は姿を変えて調理されることが多くあります。『原材料が同じだから成分は同じなので与える影響は変わらないはず。』と思うかもしれません。しかし血糖値を自宅で計測したことのある多くの患者さんは液体成分の方が血糖値が上昇しやすいことに気付いているはずです。
この理由はいくつかあるのですが、一つは液体だと胃袋で保持されず速やかに腸に進み吸収される。そして腸で処理しきれない分は肝臓にたまり脂肪肝となりインスリンが効きにくくなる原因となる。とアメリカの研究者は解説しています。(英語が得意で元論文に興味があるかたはこちらへ Nutrients. 2020 Jan; 12(1): 94. PMID: 31905727)
産業革命以降、サトウキビやトウモロコシから生成されるコーンシロップ(いわゆる果糖液糖ブドウ糖)の使用は20年間で10倍に激増しており、世界の肥満の原因となっていると考えられています。本研究では基礎的な部分から果糖の血糖上昇のメカニズムを説明しています。(かなり難しい話で自分もすべては理解できません。。。)また果糖が高尿酸血症を起こし、糖尿病の始まりである可能性も指摘しています。
言わずもがな日本は資本主義であり効率の良い食品生産が進んでいます。冷凍食品など便利で栄養価の高いものも発売される一方、『安い、早い、うまい』ものは炭水化物、時に果糖液糖ブドウ糖などに頼ったものになりがちです。
食品を選ぶ際には成分表示をしっかり確認することで、なるべく自然の形を保ったものを選ぶことが血糖値をうまくコントロールする一つのポイントかもしれません。ジュースやお菓子のみならず、純粋なお肉だと思っていたものなどに果糖液糖ブドウ糖などが含まれていることにも気づくと思います。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私は昨年末からコロナが急増した影響で公私共に振り回された年末年始でした。
さてあけましておめでとうございます、今年もどうぞよろしくお願い致します。
昨年は当院では
・ドリンクサーバーの設置
・自動精算機の設置
・マイナンバーカード読み取り機の設置
・西口通信の発刊
などを主に行いました。
医学的には
・新しいGLPー1受容体作動薬
・持続皮下血糖測定機の使用拡大
・血糖値が病院に連携するアプリの使用
などが目新しい点だったと思います。
糖尿病の領域は日進月歩で毎年のように新薬が出ます。
今年は大型の新薬も控えています。
血圧のお薬が出て脳出血が大幅に減ったように
糖尿病の薬が進歩することで失明や透析の合併症も減ってくることが予想されます。
それ自体は良いことですが、全てが全てお薬に頼るのではきりがありません。
糖尿病は
・遺伝
・体質
・家庭や業務を含めた生活環境
に加え
・ご本人の価値観
・趣味嗜好
が大きく関係する病気です。
年齢、合併症の進展具合も治療目標に大きく関係します。
高齢であればそこまで頑張らなくてもよいかもしれません。
しかしお若ければ今以上に頑張る必要があるかもしれません。
今年も当院ではスタッフ一同、今まで通り、前向きに全力で、
だけども頑張りすぎず(←ここも大事ですね)糖尿病診療に従事したいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
今年も残すところはわずかとなりました。
お正月といせばおせち。
おもちやみかんの食べ過ぎが血糖値に悪影響を及ぼすことは常日頃から申し上げておりますが
改めて確認を。
①食事の感覚を空けすぎない(空腹感が強くなってしまいます 昼と夜は前回の食事から6時間以内を目安にしてください)
②ゆっくりたべる(20分程度が目安です)
③朝食を抜かない (①と同様です)
④カロリーのある飲み物は原則摂取しない(甘酒や梅酒、日本酒も要注意です)
⑤間食を控える
⑥炭水化物の重ね食いを控える
⑦葉物を中心に野菜をしっかり
かんたんなようでなかなかできない以上⑦項目
よかったら改めて確認してみてください。
あと、食べたら寝ない、食べたら動く もよろしくお願い致します!
みなさん良いお年を!
近年の成人糖尿病有病率はおおよそ10%と言われており、平均年齢は65才程度です。
10代、20代、30代の方も増えていますが一般的には40代以降に指摘されることが多い病気です。
よくある疑問は『最近は昔と比べてそんなに食べていないしお酒の量も減ったのだけど、、、』といったものです。
そうですよね、大学生の頃は朝までお酒を飲んだり、、入社したての頃は忙しくてカップ麺とスナック菓子でおなかを満たしたり、育児を始めた頃は食べてすぐ寝てしまったりということがあったかもしれませんが、40代50代となってくるとそういった事は減っているはずです。
それなのになぜ40代50代になって糖尿病を発症するのか??
一つの意見として『糖尿病は初めて指摘される25年程前から始まっている。』(Type 2 Diabetes: When Does It Start? PMID: 29732459)というデータがあります。
若いころの暴飲暴食、とまではいかずとも炭水化物中心の食事、食べるスピードの早さ、野菜不足、糖入り飲料の過剰などなどが積もり積もって糖尿病の発症に至るのです。
糖尿病が治らない と良く言われる原因はここにあると思います。
つまり25年分の結果を1か月や2か月で完治するというのは理論上困難な訳です。
しかし一つ一つ丁寧にみてゆけば改善の余地は十分にあります。
食事、運動、お薬、検査、これらを組み合わせて最適解を探してゆきます。
糖尿病診療の難しいところは答えが人それぞれ違うところです。
今後の見通しなども刻々と変化することがあります。
なかなか病院に患者さん自身の御意見を伝えるのは難しいかもしれませんが、もし現在の治療内容、診察内容にご不満があれば遠慮なくお申し出いただくとより良いかと思われます。という自分もお医者さんに意見を伝えるのは苦手なタイプです、、、(このブログは院長が書いています)
今後の見通し、治療内容、何を許容して何を防がねばならないのか、共有できれば良いのではないかと思います。