年末年始のお知らせ

本年は当クリニックが皆様に大変お世話になり、誠にありがとうございました。スムースな診療にご協力いただいた全ての患者様、クリニックを支えてくださった業者の皆様にも感謝申し上げます。

当院の診療は明日の12/27(土曜)AMまでとなっております。最終受付は11:30です。内服薬や注射薬、血糖関連物品の不足のないことを今一度ご確認下さい。

1月の診療は5日(月曜)からです。年間スケジュールが出ておりますのでご確認下さい。

当法人では複数のクリニックで医療連携を行っております。
糖尿病専門ではありませんが内科医師の診察と処方が必要な場合以下クリニックが診療している日程もございます。各ホームページをご確認ください。
田島クリニック(一般内科 発熱外来 消化器内科 胃カメラなど)
つげの木内科クリニック(一般内科 発熱外来 呼吸器内科 健診センター)
綾瀬消化器内科(綾瀬市 一般内科 消化器内科 旧ビバホームの近く)

海老名市医師会からは市内のクリニック、病院を診療科に合わせて検索することができます。休日の感冒症状等でしたら海老名市休日夜間診療所もあります。

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令和7年度インフルエンザワクチンについて

10/1~インフルエンザワクチンとコロナワクチン(ファイザー)の接種を開始します。

*海老名市に住民登録があり接種当日65歳以上の方はインフル1000円 コロナ3000円

*綾瀬市に住民登録があり接種当日65歳以上の方はインフル1700円 コロナ2000円

*座間市に住所登録があり接種当日65歳以上の方はインフル1700円 コロナ5000円 です。

*混雑回避の観点から当院受診歴のない新患の方のワクチン接種のみは施行しておりません。

海老名田島クリニック もしくは つげの木内科クリニックにご相談ください。


【注意喚起】血糖も測れると謳うスマートウォッチに注意

2024年2月21日に米国FDA(Food and Drug Administration 日本でいう厚生労働省のようなもの)から注意喚起がなされました。

現在日本でもオンラインショッピングを中心に『血糖測定機能付き』と謳ったスマートウォッチが販売されています。

「これらの販売者は『針を刺さずに血糖値を測定できる』と主張していますが、FDAはその安全性について認可しておらず、その広告を信用することで血糖値を誤解し糖尿病の管理の失敗につながる可能性がある」と警告しています。特に「誤った血糖値を信用し、インスリンや各種薬剤を自己調整した場合、数時間以内に危険な水準の低血糖に陥り、意識障害及び死に至る可能性がある。」としています。

これについては100%同意するもので当院の患者さんも何人か購入してしまい実物を見せていただきました。実際には全く意味1日3回定期的にそれらしき山型の波形が、食事に関係なく表示されるだけのものでした。

アップルの何万もするapplewatchに機能が搭載されておらず数千円のものに搭載されている理由はなんでしょうか?もし本当に侵襲性がなく血糖値がリアルタイムで見れるのであれば厚労省が認可し保険適応になるはずです。それは我々がずっと待ち望んでいるものだからです。
もし周りでそういったスマートウォッチの購入を検討されている方がいればぜひ一度よく考えるようにお伝えください。
誤解がないようにお伝えしておきますが昨今、皮膚にパッチを張り付けるとスマートフォンに血糖値がリアルタイムで送信される機器が医療現場で実用されていますし当院でも多くの方が使用しています。具体的には『フリースタイルリブレ』『ガーディアンコネクト』『G7』などというFGM、CGMと呼ばれる持続皮下血糖測定器というものです。これは皮膚の下に細い管を留置し、間質液といって体液の糖濃度を測定し計算式にあてはめ血糖値を推測するものです。これらについては条件こそあるものの、比較的コントロールが難しい状態の糖尿病患者さんには保険適応が拡大されています。確かに血糖値をよく反映しますし当院含めた現場で多くの患者さんに役立っています。

自費での活用もできます。リブレ2は14日間で6300円(税抜)です。


帯状疱疹ワクチンは高い方と安い方どう違う?

市から帯状疱疹ワクチンの案内が来て価格が安いものと高いものが選べるため迷っている方もおられるかと思います。ここに院長の私見を述べますのでよかったらご一読下さい。

先に結論だけ申し上げると高い方のワクチンをおすすめします。

まず今回補助が出るきっかけは2017年にアメリカで新型の帯状疱疹ワクチンが発売されたことです。この新型の帯状疱疹ワクチンは帯状疱疹という高齢者に多く表れ痛みを生涯引き起こす大変困った病気をこれまで予防し得なかった95%以上防ぐという極めて画期的なワクチンでした。自分も祖父が帯状疱疹に苦しんでいたため待望の新薬と大変よろこばしく思っていました。アメリカで需要が高かったため本邦で認可されたのは2020年です。当院では2021年に取り扱いを開始しました。(詳しくは2021年10月の当院ブログをご覧ください。)その後自費で4万円かけて接種なさる方が徐々に増え当院でも接種を行ってきました。その後このワクチンの有効性が認知されてきたため東京や神奈川の一部で徐々に1万円を2回で計2万円などの助成がでるようになってきました。実は海老名市は神奈川で一番に助成を開始しています。とても適切な判断だと思います。新型のワクチンは10年以上たっても80%程度の効果が持続することがわかっています。(15年以上のデータはまだありませんがそのあたりで追加接種を行う必要はあるかもしれません。)アジュバンドといって局所の免疫増強を高める成分はコロナワクチンと同じものと思われ、筋注、注射後の発熱を起こす方がおられます。コロナワクチンで発熱した方は解熱剤を準備しても良いかもしれません。

 

このアメリカ製のワクチン補助に対し元からある国内製造のワクチンも一緒に補助しようというのがもう一つの選択肢になります。安い方の『水痘生ワクチン』発売日は1987年です。このワクチンは『みずぼうそう』の予防に使われます。このワクチンが帯状疱疹の予防効果が50-60%程度あることがわかっています。しかし今日まで積極的に勧められることはありませんでした。私も当クリニックで過去に接種をしたことがありませんでした。その理由は①正確なデータはないものの、類似ワクチンでの8年後の予防効果は4%まで下がっている事➁予防が目的であるため効果が100%に近くないと体感できないこと(せっかく打ったのに発症してしまったら後悔するかもしれない)③帯状疱疹は発症後速やかに治療にあたれば抗ウイルス薬で治癒が望める病態④以前は抗ウイルス薬が1万円程度と高価だったものの特許が切れ1500円程度まで薬価が下がっている事

以上のことから中途半端に安いワクチンをうっても発症してしまう後悔なら、打たなくても良いのではないかというのが院長の持論です。もちろん帯状疱疹自体は怖い病気ですので私の両親もすでに高い方のワクチンを接種済ですし、対象の患者さんには強くお勧めいたします。

ワクチンを必ずしもうたなくても水ぶくれを伴う痛痒い赤い小さなぶつぶつを見つけたら速やかに皮膚科で治療を受ければほとんどの場合はことなきを得ますので、ワクチンを打たずにそういった対応で判断するという選択肢もあると思います。この場合早めの判断が重要ですが、この判断がやや難しいという問題はあります。