新型インスリンポンプ発売

先日新型のインスリンポンプが発売されました。

770Gと呼ばれるシステムでこれまでの低血糖自動停止に加え

高血糖自動補正機能がついています。

車でいうと自動ブレーキに加え

高速道路自動運転が追加されたようなものですね。

これまで不規則な高血糖に悩まされていた方には朗報です。

また、スマホでの閲覧用アプリも予定されております。

とても素晴らしいシステムですが、常に装着していなければいけないことと、価格を考慮しなくてはいけません。

保険適応にはインスリン分泌が著しく低下している、妊娠を予定している、(2/1更新:今回の自動調整型については妊娠予定の方はまだ未適応のようですすみません。)1型である、などのいずれかの条件が必要です。

診察の際におたずねいただければ幸いです。

 


高血圧について

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

1月5日から診療を行っております。

 

先週は雪が降るなど寒さも厳しくなっております。

特に寒いと問題になるのが高血圧です。

暖かい血液を冷やさないように血管を収縮させ結果として血圧が上がります。

血圧を放っておくと何が悪いのでしょうか?

とてもわかりやすい例は脳卒中です。

日本人は元来塩分摂取量が多く、上杉謙信は塩を好んで摂取したことからある冬の夜のトイレで倒れるのですが当時300近い高血圧があったのではと想像されいます。

近代においても1945年没のアメリカ大統領、ルーズベルトの血圧は300/190であったと記録があります。

1950年代において日本でも最たる死因は脳卒中でした。

それが現在にいたるまで減少傾向にあります。

それは血圧の薬が開発されたことが大きな要因と考えられます。

私の祖父も「血圧の薬は一度飲み始めたらやめられないのか?」と嘆いていました。

しかし高血圧の本体は動脈硬化で、その原因は主に年齢や糖尿病、高血圧などです。

動脈硬化は原則として戻りません。しかし脳卒中を予防することは可能です。

予兆なく大きなトラブルになる前に血圧を管理することをお勧め致します。

 

過去のブログでは腎臓との関連についてもお話ししています。

血圧について ←興味のある方はクリック

 

 


帯状疱疹ワクチンについて

皆さまは帯状疱疹という病気をご存知でしょうか。

子供の頃のみずぼうそうのウイルスは日本人の90%以上で体の中にはずっと残っています。

年齢と共に免疫力が低下し、50代以降に帯状疱疹といってウイルスが再活性化することで起こります。

80歳までに約3人に1人が発症するといわれています。

ウイルスが再活性化すると、主に背骨のあたりから片側に神経に沿って前の方に神経を壊しながら進んでいきます。

多くは上半身に起こりますが、顔や目などにできると視力低下などになる場合もあります。

また皮膚の症状が治まった後も痛みが長く残ることがあります。

50歳以上で帯状疱疹が出た方の2割程度でこの症状が残ると言われています。

私の祖父もこの痛みにずっと悩まされており、会うたびに『なんとかならないか』と言われていたのを思い出します。

 

この帯状疱疹に対し新しいワクチンができました。

約3年ほど前にアメリカで発売しているのですが人気であったため品薄で

本邦で安定して供給できるようになったのがつい最近の事です。

この新しいワクチン「シングリックス」については私も心待ちにしていました。

なぜなら帯状疱疹の予防効果が90%以上で、さらにその後の痛みも90%程度抑えているのです。

とても画期的で期待できるワクチンと思います。

 

ただし注意点が2点あります。

 

一つは価格です。1回20350円(税込み)を2か月あけて計2回打ちます。

ですので約4万円もかかってしまいます。。。これは大変残念な点です。

補助等が出ればよいのですが現時点でそういった話はありません。(全国でもほとんどありません。)

 

二つ目は副反応です。発熱、悪感、筋肉痛などの副反応が10-30%程度で出ます。

なんだか聞いたことがありそうですね、、、そう、コロナワクチンの副反応に極めて似ているのです。

ワクチンにはアジュバントといって免疫を増強するお薬が入っています。その影響でこういった副反応が出るのです。

ですので理解していれば怖くはないですが御仕事などに差し支える可能性はあります、、、。

当院で取り扱いを開始しました。接種ご希望の方は医師にご相談下さい。予約後に接種が可能です。

 

*対象は50歳以上となっています。

*1回目の接種から2回目は2か月あけます。

*新型コロナウイルスのワクチンとは2週間あける必要があるため、今後予定されている3回目の接種と重複しないように注意する必要があります。


【重要】65才以上の新型コロナワクチン接種希望の方へ 

当院は去る5月、GW明けに開院5周年となりました。

2016年5月に開院しましたが大きなトラブルなく(水漏れのトラブルが3回と電子カルテの停止が1~2回、院長の病欠が2回程ありましたのは内緒です。)

すばらしい患者さん達と巡り会えたおかげだと思っています。みなさんの血糖改善と笑顔がなによりの活力です。

本来であればもう少し長く書きたいのですが重要な話題ですので早速本題に入ります。海老名市 高齢者新型コロナワクチン接種についてです。

年齢区分 集団接種
開始日
集団接種
予約開始
接種券
発送日
80歳以上の方
(昭和17年4月1日
以前に生まれた方)
5月26日
(水曜日)
5月17日
(月曜日)
9時から
5月10日
(月曜日)
75歳~79歳の方
(昭和17年4月2日
~22年4月1日生まれ)
6月2日
(水曜日)
5月25日
(火曜日)
9時から
5月18日
(火曜日)
70歳~74歳の方
(昭和22年4月2日
~27年4月1日生まれ)
6月5日
(土曜日)
5月31日
(月曜日)
9時から
5月24日
(月曜日)
65歳~69歳の方
(昭和27年4月2日
~32年4月1日生まれ)
6月9日
(水曜日)
6月4日
(金曜日)
9時から
5月28日
(金曜日)

現時点で当院から3つメッセージがあります。

①接種券が届きましたらまずは集団接種の申し込みをしてください。

理由:集団接種の方がワクチンの配送や解凍、接種、残薬の破棄リスクなどの効率が良いからです。私田中は5月30日(日) 6月6日(日) 6月20日(日) 6月27日(日)すべて海老名市の集団接種会場にいます。火曜日も東海大で勤務していますから5週間で休日は1日だけです。できれば通常診療をスムースに行うためにも集団接種会場でお会いしましょう!無料のシャトルバスも運行予定です。(※シャトルバスの時刻表、各のりばの詳細は現在調整中です。)

②ワクチンの予約はインターネットからなるべくしてください。

お電話はほぼ不通が想定されます。インターネットができない方はできるだけインターネットの出来る若い方に声を掛けてください。(このホームページも見ていないと方用にアナログの紙媒体でも案内を院内で配布しています。)アクセスは

海老名市コロナワクチン接種予約窓口(外部リンク)】 ?ここをクリック

(予約開始の日時までメンテナンス表示になります。)たまたま診察日に重なれば当院でもできる範囲で予約のお手伝いをします。それでも集団接種が一杯になるなど、予約がとれなければ診察の時に相談してください。時期は遅れると思いますが個別接種を調整しましょう。順番を待って落ち着いて相談していきましょう。

③ワクチンを打っても大丈夫か?の質問について

当院で通常診療している範囲でワクチンを打てない方はいません。高血圧、コレステロール、尿酸、糖尿病、甲状腺の内服薬、インスリンの注射、GLP-1(ビクトーザやトルリシティ)の注射、すべて問題ありません。心筋梗塞や脳梗塞があり、いわゆる血液サラサラ系のお薬を飲んでいてもいつも通り止血をしっかりすれば全く問題ありません。

問題になるケースは・抗がん剤 ・免疫抑制剤 ・高容量のステロイドなどです。いずれも当院で処方されることはありません。その際はそれらのお薬を通院中の病院にご相談下さい。

花粉症などを除く重度のアレルギーについては個別に相談が必要と思われますので診察室でお尋ね下さい。

 

日々情報が更新されますのでまたなにか分かった際には随時更新してゆきますね。