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自動会計機を導入しました。

本日より自動会計機を導入しました。

これにより現金の受け渡しが減り、会計がスムースになるものと予想されます。

一方WAON/nanaco/iD/楽天EDYでの支払いはできなくなりました。

ほとんど使っていた方はおられませんが申し訳ございません。念のためご確認をお願い致します。

クレジット、交通系ICカードでの支払いは従来通り可能です。

しばらくはスタッフも慣れないため会計にお時間がかかってしまうかもしれませんがご理解のほどどうぞよろしくお願い致します。


重症低血糖

低血糖にはいくつか定義があります。

その中でも『他者からの手助けが必要な程度』の低血糖を

重症低血糖と呼ぶことが多いです。

低血糖の症状は人それぞれです。

よくある症状は

『おなかがすく』

『いらいらする』

『手が震える』

『ぼーっとする』

『動悸がする』

『汗をかく』

『聴覚や視覚が一時的に悪くなる』

などの症状があります。

夜中に気付かないうちに低血糖を起こしていると起床に

『悪夢をみていた』

『起床時の頭痛、異常な汗をかいたあと』

などがおこることもあります。

 

数値でいうと70未満と定義することが一般的です。

 

糖尿病の患者さんのすべてで低血糖が起こるわけではありません。

特に重症の低血糖は

①インスリン

②SU薬 グリニド薬

(当院で主に処方している処方名は グリメピリド、ミチグリニド)

の2種類以外で起きる事はほとんどありません。

 

必要以上に怖がる必要はありませんが、備えは必要です。

低血糖時の対応は当然糖質の摂取です。

ジュース、アメ、チョコ、オニギリ、パン

吸収が早いのは液体ですね。

 

問題は自身で対応できないほど体調が悪くなった時です。

これまではグルカゴン注射といって

瓶に入った粉をまるでワクチンのように溶解して注射していました。

ただこれは一般の方にはハードルが高く、ほとんど出回っていませんでした。

近年は鼻からワンプッシュで投与できる薬剤が開発、処方されています。

上記①②のお薬を使用中で、特に他者の助けを必要とするような低血糖経験した方は備えておくと安心ですね。

その際は当院含めたかかりつけ医や看護師、薬剤師などに相談してもよいと思います。


10月8~12日は休診です。休診中の対応と人気記事のまとめ

 

10月8~12日は休診です。

休診中にお薬が切れてしまった場合などは当院と提携クリニックの

つげの木内科クリニック

田島クリニック

にご相談下さい。

ただし自己血糖測定物品やインスリンポンプの物品など

専門性の高いものは対応できませんのでご了承下さい。

 

トップ画面のカレンダーの月をプルダウンで休診予定をみることが出来ます。

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低血糖について


糖尿病の食事療法とは

『先生!なにを食べたらいいですか?』

『先生!そんなに制限されたら食べるものなくなっちゃうよ!』

 

普段から診察室で行われている会話です。

糖尿病の食事療法は最も基本いえるものですし、

最も簡単、かつ最も難しいとも言えます。

 

食事というのは環境や習慣、文化に非常に左右される部分があり、

個人差もとても大きい部分です。

アイスにジュース、お菓子、麺類丼もの、ケーキにフルーツ。

世の中にはおいしいものがたくさんあふれています。

好きなものを好きなだけ食べてしまっては健康が保てる確率は下がってゆきます。

 

本来一言で表すことが難しい糖尿病の食事療法ですが今回は

ひとつの例を示したいと思います。

 

まずA4の紙に収まる正円のお皿を用意します。(直径約20~21cm)

・そのお皿の半分が野菜(主に葉物野菜。キャベツ、レタス、アスパラ、ブロッコリー、カリフラワー、なす、キュウリ、キノコ、おくら、ニンジン、大根など

*ジャガイモやトウモロコシなどの常温で保存できるホクホクしたものは炭水化物にカウントします。)

・1/4がタンパク質(肉か魚か大豆)

・1/4が炭水化物(米やパン、麺、芋、果物など)

いわゆるお子様用プレートを使用する手もあります。

お茶椀は小ぶりなものを選ぶと良いですね。

 

飲料は無糖のものに限ります。お水、麦茶、緑茶、無糖の紅茶、炭酸水などの甘くないのものです。

甘い飲料でも人工甘味料を使用しいわゆる『ゼロカロリー』表記であれば問題ありません。

いわゆるスポーツドリンクの多飲で糖尿病が悪化するケースが多い時期です。

十分に気を付けましょう。