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本日16時最終受付 明日13日は休診です。

糖尿病学会に出席するため本日16時最終受付 明日13日は休診です。

どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

糖尿病の分野はこのこの10年で大きく変わってきました。

低血糖を起こしずらいお薬に代表され、体重を落としやすいお薬、

食欲に働きかけるお薬など。

いまや10を超える種類のお薬が処方されています。

糖尿病治療の難しいところは人それぞれ最適解が異なることです。

もし現在の治療にご不満、ご不明な点がありましたら、

それぞれ、医師、看護師、薬剤師、栄養士などに遠慮なくお尋ねいただければと思います。

 

 

 


2型糖尿病の治療薬の進化。4/20日(木)休診です。

科学技術の発展とともに医療も進歩しています。

30年前まではほんの2~3数種類しかなかった糖尿病のお薬は現在10種類を超えるまでになってきています。特に注目が集まっているのがGLP-1やGIPといって食事とその血糖の関係を調整してくれるようなホルモンです。つい10数年ほど前にでたばかりのお薬でも過去のお薬になりつつあるようなスピードで糖尿病薬は進化しています。

これまでの2型糖尿病薬は低血糖や体重増加を起こすものもあり注意しながら使う必要がありました。しかり近年のお薬は心臓や血管、腎臓などの保護効果も検証されており低血糖などの副作用も最小限となっております。

もちろんお薬だけで糖尿病が治る訳ではありません。基本となる食事運動療法はおそろかにはできません。しかし糖尿病は遺伝と環境の病気ともいわれ、必ずしも不摂生だけが原因ではありません。

最近はスティグマ といって『糖尿病だから摂生がたりないんでしょ?』といった思い込みや『糖尿病だから就職できません』といった社会的に差別に対する取り組みが増えています。

糖尿病の方の健康寿命もどんどん伸びていると思います。元気に過ごすためにも病院やクリニック、お薬をうまく活用してくださいね。

もし治療を中断してしまって『どこかでいかなきゃな~』と思っていたらすぐに受診することをお勧めします。

話は変わりますが4月20日木曜は休診です。ご注意下さい。

 


3月29-31日休診です。当院の予約システムについて。その他

来週水曜~金曜の3月29日~31日は休診です。ご注意ください。

年間スケジュールが出ていますのでホームページ、グーグルマップ、院内掲示、配布物をご確認ください。

 

当院のシステムについて改めてご説明いたします。

当院では予約制をとっております。30分枠でお取りしていますので予約時間から原則30分以内に診療が開始になるイメージです。

たとえば10時予約なら10時~10時30分に診察開始です。採血採尿がある方がほとんどですので

少し前に来ていただくことが多いですが30分以上前に起こしいただいても早くお呼びすることは

よほど空いていないとできないので待ち時間が伸びてしまいます。

また初診の方や、重症の方、他院に検査で紹介が必要な方の診療は長くかかることがあるので

予約時間より遅くなってしまうこともあります。原則院内には3-6名くらいの患者さんがお待ちいただいているイメージですが

それ以上の患者さんがお待ちの時は待ち時間が長めとご理解いただければと存じ上げます。

 

最近はスマホなどを用いて血圧や血糖、インスリンの打った時間や単位などをBluetooth連携で自動で病院のパソコンに連携できることが可能になっています。

当院では『シンクヘルス』アプリをおすすめしています。メッセージ機能もありスマホやアプリが苦手でない方にはお勧めです。

血圧計も買い替えなどの際にはBluetooth機能があるものを選ぶとよいかもしれないですね。

クリニックとの連携にはパスワードが必要なので院長か看護師にお尋ねください。

 

 

 

 

 

 


年間休診スケジュール

本日は海老名は雪ですね!ご年配の方を中心にキャンセルのお電話いただいておりますが皆さまご無理せず、予約をご変更下さいね。

ちなみにそういった影響もあり午後はかなり空いております。来週金曜は少し混んでしまうかもです。

題名の通りですが年間スケジュールを1月からクリニック内で配布しております。

ホームページトップのカレンダーでも見えますがこちらでも添付しておきます。

3月は16日と29.30.31日が火曜以外の休診になりますのでご注意下さい。

どうぞよキャプチャろしくお願い致します。


みかんとミカンジュースが血糖値に与える影響は違いますか?

題名の通りなのですが、みかんそのものとミカンジュースが血糖値に与える影響は違うのでしょうか?結論から言うと違います。

みかんとミカンジュース、りんごとリンゴジュース、トウモロコシとコーンスープ、世の中の炭水化物は姿を変えて調理されることが多くあります。『原材料が同じだから成分は同じなので与える影響は変わらないはず。』と思うかもしれません。しかし血糖値を自宅で計測したことのある多くの患者さんは液体成分の方が血糖値が上昇しやすいことに気付いているはずです。

この理由はいくつかあるのですが、一つは液体だと胃袋で保持されず速やかに腸に進み吸収される。そして腸で処理しきれない分は肝臓にたまり脂肪肝となりインスリンが効きにくくなる原因となる。とアメリカの研究者は解説しています。(英語が得意で元論文に興味があるかたはこちらへ Nutrients. 2020 Jan; 12(1): 94. PMID: 31905727)

産業革命以降、サトウキビやトウモロコシから生成されるコーンシロップ(いわゆる果糖液糖ブドウ糖)の使用は20年間で10倍に激増しており、世界の肥満の原因となっていると考えられています。本研究では基礎的な部分から果糖の血糖上昇のメカニズムを説明しています。(かなり難しい話で自分もすべては理解できません。。。)また果糖が高尿酸血症を起こし、糖尿病の始まりである可能性も指摘しています。

言わずもがな日本は資本主義であり効率の良い食品生産が進んでいます。冷凍食品など便利で栄養価の高いものも発売される一方、『安い、早い、うまい』ものは炭水化物、時に果糖液糖ブドウ糖などに頼ったものになりがちです。

食品を選ぶ際には成分表示をしっかり確認することで、なるべく自然の形を保ったものを選ぶことが血糖値をうまくコントロールする一つのポイントかもしれません。ジュースやお菓子のみならず、純粋なお肉だと思っていたものなどに果糖液糖ブドウ糖などが含まれていることにも気づくと思います。