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新型コロナウイルスの抗体検査取り扱い開始

新型コロナウイルスの抗体検査を開始しました。通常の採血に追加しますのでご希望の方は診察時に医師にお伝え下さい。

抗体は2種類あり

・N 抗体:過去に新型コロナウイルスに感染したことがあるか。

・S抗体:ワクチンの効果が出ているか。

料金は自費診療で各5500円です。抗体には各メーカーございますが当院で行うものは
新型コロナウイルス抗体(N) ――― Elecsys Anti-SARS-CoV-2  ロッシュ・ダイアグノスティックス株式会社

新型コロナ抗体IgG(S) ――――― ARCHITECT SARS-CoV-2IgGⅡQuant  アボットジャパン合同会社

です。世の中には様々な抗体検査がございますが評価は極めて様々であり極力これまでの蓄積のあるものを使用するのが良いと思われます。

 

現時点では抗体検査を広く皆さまに勧めるものではありません。

その理由として抗体の有無で生活様式に変化をもたらすものでないことと、その抗体値などでの医学的知見が十分評価なされていないことです。

抗体があったからといってマスクを外したり、飲み会に行きやすくなる、今後コロナに感染しない、という根拠にならないということです。

あくまでご自身が御納得いただくための検査であるとご理解下さい。

 


帯状疱疹ワクチンについて

皆さまは帯状疱疹という病気をご存知でしょうか。

子供の頃のみずぼうそうのウイルスは日本人の90%以上で体の中にはずっと残っています。

年齢と共に免疫力が低下し、50代以降に帯状疱疹といってウイルスが再活性化することで起こります。

80歳までに約3人に1人が発症するといわれています。

ウイルスが再活性化すると、主に背骨のあたりから片側に神経に沿って前の方に神経を壊しながら進んでいきます。

多くは上半身に起こりますが、顔や目などにできると視力低下などになる場合もあります。

また皮膚の症状が治まった後も痛みが長く残ることがあります。

50歳以上で帯状疱疹が出た方の2割程度でこの症状が残ると言われています。

私の祖父もこの痛みにずっと悩まされており、会うたびに『なんとかならないか』と言われていたのを思い出します。

 

この帯状疱疹に対し新しいワクチンができました。

約3年ほど前にアメリカで発売しているのですが人気であったため品薄で

本邦で安定して供給できるようになったのがつい最近の事です。

この新しいワクチン「シングリックス」については私も心待ちにしていました。

なぜなら帯状疱疹の予防効果が90%以上で、さらにその後の痛みも90%程度抑えているのです。

とても画期的で期待できるワクチンと思います。

 

ただし注意点が2点あります。

 

一つは価格です。1回20350円(税込み)を2か月あけて計2回打ちます。

ですので約4万円もかかってしまいます。。。これは大変残念な点です。

補助等が出ればよいのですが現時点でそういった話はありません。(全国でもほとんどありません。)

 

二つ目は副反応です。発熱、悪感、筋肉痛などの副反応が10-30%程度で出ます。

なんだか聞いたことがありそうですね、、、そう、コロナワクチンの副反応に極めて似ているのです。

ワクチンにはアジュバントといって免疫を増強するお薬が入っています。その影響でこういった副反応が出るのです。

ですので理解していれば怖くはないですが御仕事などに差し支える可能性はあります、、、。

当院で取り扱いを開始しました。接種ご希望の方は医師にご相談下さい。予約後に接種が可能です。

 

*対象は50歳以上となっています。

*1回目の接種から2回目は2か月あけます。

*新型コロナウイルスのワクチンとは2週間あける必要があるため、今後予定されている3回目の接種と重複しないように注意する必要があります。