熱中症注意のお知らせです。

この時期メディア含め毎日のように熱中症注意の知らせがあり

皆さま飽き飽きしているかもしれませんが

当院からも改めて熱中症注意のお知らせです。

分かっていてもなってしまうのが怖いところ。

当院の患者さんでも

 

比較的高齢の方では

・庭や畑の草むしり

比較的若年の方では

・スポーツ

 

の最中に熱中症が散見されます。

決してご無理なさらず休憩とクーリングをはさむようにしてくださいね。


夏季休暇のお知らせ(8/17~22です)

当院では8/17(月)~22(土)に夏季休暇を頂きます。

お薬や針、血糖測定のアイテムが不足しそうな方は15日(土)までにご来院ください。24日(月)から通常診療となります。

大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解の程どうぞよろしくお願い致します。

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さて、とても暑い日が続きますね。コロナ禍でマスク着用に伴い熱中症リスクも増しています。

熱中症にならないためにはシンプルですが、

✔暑いところに長時間体をさらさないこと

✔涼しいところに避難し水を浴びたりする です。

「汗が出なくなるといけないから水分と塩分をしっかりとる」

この考えは間違いではありません。ただ汗で気化熱として発散する以上に暑いところに体をおけばいずれオーバーヒートすることは避けられません。

心拍数を測定してもよいと思います。具合が悪く、手首で脈をとって1秒に2回以上脈が打っていたらやや危険な兆候かもしれません。(心臓病をお持ちであったり脈を抑える薬を飲んでいたりするとその限りではありません。普段の脈と合わせて医師にご相談下さい。)

「水だけだと塩が不足する」

この考えも間違いではありません。汗で塩を失い水だけ摂取していると低ナトリウム血症といって具合が悪くなることがあります。

しかし塩をたくさんとればよいかというとそうでもありません。日本人の多くは塩分過剰ですし汗で失われる塩はそう多くなく、例えば2Lの汗をかいたとしても失われる塩は2g程度と考えられます。これはみそしる約1杯分、もしくはうめぼし1個とちょっとです。朝や昼を欠食せずにしっかり食べていれば、そこまで塩分不足を懸念する必要はないと思います。(屋外業務やスポーツに従事する方は除く)

スポーツドリンクなど過剰摂取で必ずしも熱中症は防げませんし、糖尿病の方は血糖値が急激に上昇し、口渇が発生するという悪循環になりやすいです。ジュース・アイス・果物の過剰摂取には十分注意しましょう。

塩タブレットなども、ものによってはほとんどブドウ糖ということもあります。成分をよくみて購入しましょう。商品によってばらつきが大きいです。詳しくは院長まで相談してくださいね。買ってきて頂いたものを診察室で提示して頂いてもよいと思います。